代表者メッセージ
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PROFILE
1965年、新潟県生まれ。1988年大学中退後、しばらく現在で言うフリータを経験する。その後、中小ソフトハウスに入社してプログラミングの面白さにはまる。(ついでにデスマーチにもはまる。)またその後、フリーランスとして各種プロジェクトでシステムエンジニア、プロジェクトリーダとしての経験を深め、1998年に有限会社エー・アイ・ソフトウェアを設立し、2003年に現在の株式会社フォーエスへ組織変更する。
DEVELOPMENT
1システムの開発について
私自身、システム開発の現場でプログラマとしてコードを書くことから始め、システムエンジニアとして内部・外部設計、そしてプロジェクトリーダーとしてマネジメントと長い間最前線で従事してきました。システム開発に従事していた頃に痛切に感じていたことが、今も原動力となっています。
現場では不可解なことがまま起こります。システム開発の本質は、「意図通りのプログラムコードを適切なインフラ上で動作させる」ことです。しかしながら、プログラムコードを少ししか書いたことのない設計者が重要部分を担っていたり、IT技術を把握できていない開発責任者が無謀な制約条件を課したり、最新技術に明るく勉強している若手エンジニアより経験頼りのベテランの方が評価されたりと不自然なことが起こります。
IT業界では物理的に現場にいても、工場の生産ラインを見るようには簡単に状況を把握できません。生産ラインの多くがITエンジニアの頭の中にあるからIT開発の能力のある人にしか見ることができません。また、鍛え抜かれたITエンジニアは百倍以上の生産性を発揮し得る、非常に高い価値を持つ人材です。一方でITエンジニアにも改善すべき点があります。興味が技術に偏りがちで、ビジネスへのサービス提供者であることの自覚が不足しがちな点です。
我々の信念は明確です。プロジェクト責任者はシステム開発を理解し、ITエンジニアはサービス対象のビジネス背景を深く理解し、真のビジネスサービス提供者として意識を持つべきです。 この一気通貫のアプローチにより、生産性と品質そして提供価値を大幅に向上させることができると信じています。
WORKING GROUPS
2一緒に働く仲間に対して
システム開発の現場は職人による手作業の世界です。PMBOCやITILなどのソフトウェア工学では作業者を平均分布でしか語れませんが、熟練工の技術には別のアプローチが必要です。
プログラマには「プログラミングが好き」であることを最重要視します。 好きなことだからこそ楽しく取り組めるのです。会社はそれを十二分に発揮できる環境を整え続けます。どんな仕事でも90数パーセントは大変な部分が占めますが、残りの5パーセントは好きなことが原動力となっていなければ、長期間情熱を持って続けることはできません。
さらに重要なのは人間関係です。好きで面白い仕事より、信頼できる人間関係が築けた時の方が満足度の高い仕事ができます。システム開発は必ずチームで行う仕事であり、最後の一人が完成しない限りプロジェクトは完遂しません。「最後尾のランナーがいかに早くゴールするか」が重要であり、全員で協力し合う文化が不可欠です。
我々が求めるのは「誠実」で「自律できる」仲間です。 個々人が信頼に足り、良い影響を与え合える環境こそが、最先端技術を扱う手作業という特異な業界で成功する鍵だと確信しています。
PROSPECT
3これからの展望について
1998年の創業以来、常に最先端技術をキャッチアップし続けています。 1998年の創業時からJavaを使ったWEBシステムを手掛け、2003年BigTable/MapReduceなどのクラウド基盤研究開発、2008年スマホアプリ開発、2010年GCP(旧GAE)/AWSなどのクラウド本格利用、2016年ディープラーニング基礎研究、2019年生成AI利用開発など、一つの技術に偏ることなく継続的に先端技術を習得してきました。
最先端IT技術を使った「一気通貫のビジネス支援サービス」(IES:Integrated Engineering Service)をコンセプトに、クライアントのビジネス意図を深く理解し、実際に有益なシステムを構築・稼働させる能力を成長させ続けます。事業スタイルは対立構造の生まれやすい請負契約ではなく、クライアントとの混成チーム形成による内製化推進支援を指向します。また、PMO支援、ITコンサル支援領域も拡大し、クライアントの戦略と意図をより深く理解していきます。
技術面では、AWSを中心としたクラウド技術、仮想化技術、自動化技術を積極採用します。CursorやDevinなど生成AIを活用したシステム開発も推進しています。生成AI時代においても、「クライアント意図の明確化」「システムグランドデザインの構想」「システム仕上げ・確認」の3領域はエンジニア(人間)が担い続けます。 ビジネス理解が深くシステム挙動を理解するフルスタックエンジニアの育成が最重要課題です。
今後もクライアントへの価値提供と満足度向上に注力することにより、業績成長と給与還元をこの先も持続できると考えています。 コンプライアンス遵守、福利厚生拡充、社内教育・研究活動の充実を通じて、社員のホリスティック(全包括的)な健康をサポートし、生涯にわたって安心して快適に仕事に集中できる労働環境を実現します。