第2回Java勉強会

テーマ

変数の宣言、型、使い方、型をあわせることについて。
計算処理を出来るようになる。

概要

変数の使い方

変数の書き方について説明します。

データ型の種類・大きさ

データ型について説明します。

計算(+-*/を使ってみる)、演算子について

演算子の種類、計算方法について説明します。

型変換

データを他の型に変換する方法について説明します。

詳細

変数の使い方

  1. 変数とは何か
    • 変数とは値をいろんなデータを処理するために、値を保持しておく箱のようなものです。
  2. 変数使うには
    • 変数を宣言する → 初期化する → 値を参照する
  3. サンプルプログラム - 変数を宣言、初期化、参照する Variable.java
    public class Variable {
    
        /**
         * とりあえず、変数をなんとなく使ってみます
         * 
         * @param args
         */
        public static void main(String[] args) {
            
            // 変数宣言
            int age;
            
            // 変数に値を代入
            age = 20;
            
            // 変数を確認
            System.out.println("私は" + age + "歳です");
        }
    }

データ型の種類・大きさ

  1. 変数の種類
    Javaの変数の種類は大きく分けて2種類ある。
    • 基本型(primitive type)
      • 処理したい用途によって、必要なデータ型は変わってきます。
      • 基本データ型一覧
         
         型名  サイズ  値の範囲 
        byte1 byte-128~+127
        short2 bytes-32768~+32767
        int4 bytes-2147483648~+2147483647
        long8 bytes-9223372036854775808~+9223372036854775807
        float4 bytes単精度浮動小数点型
        double8 bytes倍精度浮動小数点型
        char2 bytesUnicode
        boolean1 bit論理値
         
      • サンプルプログラム - 各変数の宣言・代入 KindOfVariable?.java
        注)float型の値を設定するときは後ろに「F」をつけてください
        注)long型の値を設定するときは後ろに「L」をつけてください
        public class KindOfVariable {
        
            /**
             * Javaの基本データ型について宣言・代入について確認します
             * 
             * @param args
             */
            public static void main(String[] args) {
                
                //==========================================================
                // 変数宣言の例
                boolean bl;
                char ch;
                byte b;
                short sh;
                int i;
                long l;
                float f;
                double d;
        
                //==========================================================
                // 変数に値を代入してみる
                
                // boolean
                bl = true;
                
                // char
                ch = '';
                
                // short
                sh = 32767;
                
                // int
                i = 2147483647;
                
                // long
                l = 9223372036854775807L;
                
                // float
                f = 3.1415F;
                
                // double
                d = 3.1415926535;
            }
        
        }
         
    • 参照型(reference type)
      • クラス、インターフェース、配列、列挙型があります。(Stringはクラスになります) これらについては後の回で説明をします。

文字と文字列

文字としての型は、char型があります。
文字列としてはString型があります。このふたつの型の違いについて

  • charの値は''(シングルクォーテーションで文字を囲む)で設定します。
    charでは1文字のUnicodeの範囲でしか扱えません。
        // 文字で値を設定する
        char ch1 = 'A';
        
        // ちなみに、Unicodeってこんなやつ(ch1と同じ値になります)
        char ch2 = '\u0041';
  • Stringの値""(ダブルクォーテーションで文字列を囲む)で設定します。
        // str1に適当な文字列「ABC」を設定します。
        String str1 = "ABC";

計算(+-*/を使ってみる)、演算子について

  1. 四則演算
    • 加算 : + → 足し算を行う。
    • 減算 : - → 引き算を行う。
    • 乗算 : * → 掛け算を行う。
    • 除算 : / → 割り算を行う。
       
  2. 剰余演算
    • 剰余 : % → 余りの計算を行う。
  • サンプルプログラム - 計算を実行してみる Calculation.java
    public class Calculation {
    
        /**
         * とりあえず計算してみましょう
         * 
         * @param args
         */
        public static void main(String[] args) {
            
            //==========================================================
            // 加算
            System.out.println("--加算を実行--");
            System.out.println(1 + 2);
            
            //==========================================================
            // 減算
            System.out.println("--減算を実行--");
            System.out.println(50 - 10);
            
            //==========================================================
            // 乗算
            System.out.println("--乗算を実行--");
            System.out.println(100 * 100);
            
            //==========================================================
            // 除算
            System.out.println("--除算を実行--");
            System.out.println(50 / 2);
            // 割り切れない数値は切り捨てられます
            System.out.println(7 / 3);
            
            //==========================================================
            // 剰余
            System.out.println("--剰余を実行--");
            System.out.println(10 % 3);
            
        }
    
    }
     

型変換

  • Javaでは値の代入を、大きい型から小さい型へ代入を行う場合は型変換を明示してあげる必要があります。
    逆に小さい型から大きい型への変換は自動的に変換が行われます。
    byte -> short -> int -> long -> float -> double
  1. double型(小数)をint型(整数)に代入します。 <大きい型から小さい型へ代入を行う> ※型変換が必要な場合
        double d = 1.234;
        int i = d;
    これではコンパイラのチェックに引っかかり代入できません。
    代入したい場合は
        double d = 1.234;
        int i = (int)d;
    とします。ただし型によって表現できる値の範囲は決まっていますので、
    この結果表示される「i」の値は「1」となります。
     
  2. int型の値をdouble型へ代入します。 <小さい型から大きい型へ代入を行う> ※自動で型変換が行われる場合
        int i = 100;
        double d = i;
     
  3. String(文字列型)をint(数値型)に代入する。
        String str = "100";
        int i = Integer.parseInt(str);
     
  • サンプルプログラム いろいろな型変換の例 ChangeType?.java
    public class ChangeType {
    
        /**
         * 型変換に関するサンプルです。
         * 
         * @param args
         */
        public static void main(String[] args) {
            
            //==========================================================
            // double型(小数)をint型(整数)に代入します。
            double d1 = 4.567;
            
            // 代入できない例です。
            //int i = d1;
            
            // 型変換を指定してあげます。
            int i = (int)d1;
            
            // d1という浮動小数点型をint型に代入したことで情報がなくなってしまったことを確認してください。
            System.out.println("i=" + i);
            
            //==========================================================
            // 自動的に型変換が行われる例です。
            
            // int型(整数型)を初期化
            int num1 = 10;
            // double(浮動小数点型)にint(整数型)を代入する
            double d2 = num1;
            
            // 自動型変換の結果
            System.out.println("d2=" + d2);
            
            
            //==========================================================
            // int型に数値文字列を代入する例です。
            
            // 文字列を宣言し、数値文字列を代入します。
            String str = "99";
            
            // これでは代入できません。
            //int num1 = str;
            
            // こうすれば代入できます。
            int num2 = Integer.parseInt(str);
            System.out.println("num2=" + num2);
            
        }
    
    }

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Last-modified: 2008-10-29 (水) 22:50:54 (678d)