私は25才で情報処理業界に入り、
コンピュータによる業務システム開発だけを行い、
今年で18年目となります。
サラリーマンを5年、
フリーとして3年、
その後今の会社を独立起業してまる10年を超えます。
起業すると一人で全てを行わざろう得ないため人事採用も私自身が行います。
(人事採用が社長業として一番大事な仕事のように思います。)
ここで苦労して得たことは、
「本当に大事なのは技術的なスキルではない」ということなのですが、
そのこと自体を書き始めると焦点がずれてしまうので
ここでは、次に大事なロジカルな思考能力、コミュニケーション能力など
システム開発の現場で必要となる能力に絞って話しをさせてもらいます。
面接のなかで
システム開発の基盤として必要とされるプログラミング能力を
見抜くほど難しいことはありません。
一応10数年この業界で働いてきているので
現場で一緒に作業をしながら技術的な質問を2、3交わせば
直ぐに大体の力量は判断できるのですが、
未経験の方だと本当に確信を持って判断できたためしがありません。
数学、物理の成績はもちろんのこと、
IQテスト的な適性テスト、
コンピュータ自体の好き嫌いなどでもさっぱり解りません。
(ちなみに私も仕事自体は好きなのですが、
コンピュータ自体はいまだにそれほど好きではありません。)
面接では無理なのですが、
試しにちょっとプログラミングをやってみて、
当人自身の好き嫌いを教えてもらうほうがよっぽど正確だと思います。
これを読む方は、きっとプログラミングの経験が多少はあることでしょう。
あなたが多少はプログラミングに面白さを感じていることを願っています。
もしそうであれば、あなたはこの仕事に向いていると思って間違いありません。
自信をもって仕事を楽しんで下さい。
起業した後も現場に居座り続け、
つい最近まで現場でシステム開発に携わっていたのですが、
その中で痛切に感じるのは人材の大切さです。
例えば製造業とかであれば優秀な企業経営者は生産ラインの現場視察をする中から
カイゼンなりをできるのでしょうが、
システム開発の業界のなかでは生産ライン自体が人の頭の中にあります。
解らない人にとっては生産ラインの実態をおぼろげながらでも見ることすらできないでしょう。
個人に大きく依存する業界であるにも関わらず、
例えば陶器、刀剣のような職人の世界よりも眼に見えないだけ
たちが悪いと思います。
この業界は、ひどく矛盾をはらんだ解りにくいところがあります。
理不尽なビジネス慣習、現実に即さないルールなど
システム開発の現場に携わったことがあればきっといくつかは挙げられることでしょう。
ほんの少しでも問題解決の糸口になれば、
もしくは一から考えるアイデアのもととなればと思い
(現場の感覚を忘れないうちに、)
この文章を書き溜めてみます。
稚拙な構成、文章についてはどうぞお許し下さい。